アンディ・ウィアーとイシグロさん、時々ホーキング博士。
皆さんこんにちは。
スティーブン・ホーキング博士の最後の著作(になってしまった…。)、
「ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう」を読み進めながら、
もう次は無いのかと思って泣いちゃったのは秘密。Shimnです。
昔から博士の本を色々読んで育って、色々な知識をえた今の僕にはとてつもなく刺激的で、
読んだ事ある方なら分かると思いますが、あの独特の毒のある?語り方が好きなんですよね。
作品中で読者からの質問に博士が答えるコーナーが各章末にあるのですが、返答、コメントがホーキング博士らしい返答っぷりで最高です。
散々オススメさせて頂いているタイトルに書いた、
「プロジェクト・ヘイルメアリー」そして、カズオさんの「クララとお日さま」の2冊。
どちらも本当に”出会えて良かった”作品です。
本当に面白いし、グッと来る内容。グッと来るのはクララの方ですが。
読んでる割合は6:4でヘイルメアリーの方が読んでる時間多いのですが、それは僕が、
宇宙大好き!な人間だからです。Newtonとかでも、「ブラックホール」とか、
「知的生命体」更には、「相対性理論」の特集の時は必ず買ってます。
相対性理論の回は流石に・・・難解でしたね(汗)アインシュタインにいやんの頭の中、
すご過ぎです。物理学とかあの辺りの学者さんたちって突き抜けてますね。。。
E=mc2とか映画で出てきたら心ときめく訳ですが、ヘイルメアリーの作中にも科学オタク、
Geekな話題が頻出します。
しかし、未来のテクノロジーとかって訳じゃなくてあくまで現代寄りの、ってか、
現代の今の技術でカツカツやれそうな作戦・方法で、目の前の難題に立ち向かう
主人公やその仲間(?)たちのやり取りがアメリカンジョークたっぷりで展開されるのが、
たまらなく面白い。と思いつつ下巻に突入しました。
カズオ・イシグロさんの”クララとお日さま”も、優しい文章、優しい語り口なんだけど、
どこか心がキュッとなる様な切ない気持ちになる、素晴らしいお話だなーと思いますね。
同じ様な感じになる作品を読んだことが無いです、今まで。
初めての体験だからついついヘイルメアリー読んで「さあ寝るか」ってなっても、
なんとなく気になって続きを読んでしまう。
僕の中でのそんな立ち位置にいらっしゃるのがクララなのです。
ここんところ読んでた本は啓発っぽい本が多かったんですよね。
でも、上に挙げた3作品は純粋に物語として、新しい知識として読み物として、
「勉強じゃない」=”純粋読書”を久しぶりに楽しんでいます。
映画も漫画も良いけれど、自分の想像力やイメージを掻き立てられる読書。
読んでる時間。良いですよねえ。
こんな本を読みつつ、2月17日に発売される「東京卍リベンジャーズ」の最新刊も、
かなり楽しみな私でした。
僕ですか?好きなキャラは松野 千冬ですね。
あんな奴が隣にいたらレッツダチ公一直線っす。
最後に、冒頭でご紹介した、ホーキング博士のビッグ・クエスチョン10個。
下に書いておきますので、1ー10の中で気になるテーマがあれば手に取って見て下さい。
サイエンスや宇宙好き、興味ある人なら読んでるとは思いますが。
【10のビッグクエスチョン】
- 神は存在するのか?
- 宇宙はどのように始まったのか?
- 宇宙には人間のほかにも知的生命が存在するのか?
- 未来を予言することはできるのか?
- ブラックホールの内部には何があるのか?
- タイムトラベルは可能なのか?
- 人間は地球で生きていくべきなのか?
- 宇宙に植民地を建設するべきなのか?
- 人工知能は人間より賢くなるのか?
- より良い未来のために何ができるのか?
それでは皆さん、また!