ShimnBlog

音楽・ゲーム、ときどき住んでた海外、ビジネスの事。心のままに書き連ねてます。

”映画”について書いてみた。 〜ムービーファイルその1:Blindspotting〜

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<a href="https://pixabay.com/ja/users/mohamed_hassan-5229782/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=4153289">mohamed Hassan</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=4153289">Pixabay</a>からの画像

皆さんこんにちは。

インターステラー、観ながら4回泣きました、Shimnです。

音楽、ゲーム、本、そして、小さい頃からやっぱり変わらず好きなもの、

「映画」について書こうとおもいます。

 

物心ついて最初に自分で”観た(自分で観たいと思い手に取った)”映画は、

クリスチャン・ベール少年主演の「太陽の帝国」(渋すぎる)で、そこからは、

洋画(特にSF)好きな家族の影響もあって、スターウォーズは何回も観てました。

 

昨年も暇さえあれば映画を観ていた時があって、数えたらだいたい300本くらい観てて、

僕が使っているのはiPhoneなのですが、メモ機能に星付けて記録したので、

いつかジャンル別に分けてご紹介できたらなーと思っています。

 

タイトルに書いた「Blind Spotting」は最近観た映画の中で僕の中でのスマッシュヒット。

 

休日にAmazon primeで面白そうな映画を探していて、ふとスマホに目をやったその瞬間、

アマプラって作品選んで次の作品を選ばなかったら予告編が始まりますよね?

ちょうどよそ見して手が止まった時に始まった予告編がこの映画でした。

  

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Blind Spotting、意味は”盲点”。

予告編を最初に観た時は白人と黒人のバディムービー?

と思って続けて予告編を観ていたら、次のシーンでBlack Lives Matter運動が起こった原因、その事件の様な劇中の場面に惹きつけられました。

 

”HELP 〜心が繋ぐストーリー〜”、デンゼル・ワシントンの”フェンス”。

逞しい女性たちが自らの力で勝利を勝ち取る”ドリーム”。

人の尊厳を描いた物語に強く心惹かれる僕は、これらの映画を思い出した事と、

単純に面白そうだなと思い(95分で短かった事もありますが)、

ポテチと炭酸飲料、アルフォートのアソートパックを準備して視聴スタート。

後から知りましたが、サンダンス映画祭のオープニング作品だったみたいで且つ、

著名人も絶賛していたとの事!!

バラク・オバマ元大統領やギレルモ・デル・トロ監督(パンズラビリンス!)など!!

 

とある悪い事してしまって、だけども前を向いて歩き出してる黒人青年コリン。

大柄でドレッド。いかにもな印象を与える感じです。

そして、そのコリンと一緒にオークランドで生まれ、育ってきた白人の超問題児マイルズ。

このマイルズの空気の読めなさは本当ハラハラしました。

 

こやつのハラハラする行動や言動をコリンはどう捉えていたのか?は、

物語のラストで分かるのですが、コリンがその事・想いを伝える時グッときました。

 

「俺たちには同じものが見えていると思っていた。」

これ、作品のパッケージに書かれている言葉なんですが、

この言葉の意味はラストで明らかに。その瞬間はすごく切なかった。

 

物語は主人公コリンの指導監督期間(仮釈放みたいなやつらしい)がようやく明ける、

3日前からスタート。

 

マイルズとその家族、コリンの元カノとのエピソードなどが展開されていき、

劇中の重大な事件、コリンが運転する車(コリンは引越し業者)の横で、

黒人男性が背後から白人の”警察官”に撃たれ、倒れます。

前半はコミカルな感じで進みつつ、この事件で映画は一気に引き締まりシリアスに。

 

この映画を観終わった後に続けて「囚われた国家」って映画を観たんですけど、

Blind Spotting劇中の場面を不意に思い出し、

「あのシーンは〇〇ってことだったのかな…。」と思い出すことしきり。

綺麗事だけじゃ人種の壁は越えられないんだよ!

でも、俺たち越えない方法・・・探せば良いよな!なあBro。

って感じのまとめ方がなんとも素敵な良作で、3人ぐらいに即LINEでお勧めした次第です。

「考えるな、観ろ」

 

「囚われた国家」は宇宙人に支配された未来の地球。と言う、なんとも刺激的な、

昔観た海外ドラマのV・V2(ビジターって読む)を思い出させるこちらも良作なので、

SF、対宇宙人インディペンデンスデイ的映画が好きで、ヒューマン要素もくれよ!

って感じの嗜好の方には自信を持ってお勧めしたい!!

 

僕もタイにいた時、アメリカ人の白人と黒人の友達が居ました。

住んでるところも近かったので、よくご飯や一緒に飲んだりしてたけど、

自分には見えない”盲点”=”BlindSpotting”、”自分からは見えない視点”がある故に、

見落としている何かが僕らの関係の中にもあったんだろうか。

 

まあ、彼らとは仲良い関係のまま「いつかまた会おうぜBro」的お別れだったので、

こんなシリアスに人種間のこと考えた事なかった僕にとっては、それだけで収穫。

そんな風に思わせてくれる、良い作品との出会いでした。