ShimnBlog

音楽・ゲーム、ときどき住んでた海外、ビジネスの事。心のままに書き連ねてます。

【良い作品でした】映画『ROOM ルーム』はサスペンスと再生のものがたりだった。【子役の演技素晴らしかった】

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はじめまして、【世界】。このキャッチコピー、素晴らし過ぎます。

皆さんこんにちは。

年間映画視聴数地域No. 1の(2021年自分調べ)Shimnです。

以前は部屋のインターネットがバチボコ遅くて、Amazonプライムに加入していても、

途中から急に映像が粗くなったり、はたまた途中でぐるぐる渦が回り出して途中で観れなくなったりして、ストレスを感じていたのですが、業者さんに相談して改善!

 

やったぜ!映画観倒してやるぜ!!

…って思ってたんですけどAmazonプライム、作品数の多さから、観たいと思う作品、

(昔観て良かった作品、新しい作品、ちょっと気になる作品など)が多すぎて、

検索疲れで結局選べず本読んで寝る。

 

みたいなルーティーンの中、前から観たかったけどレンタル行っても置いてないし、

アマプラで観ても途中で途切れたり(ネット回線の質で)したら嫌だなぁ。。。

でも観たい!

と思っていた作品、冒頭の画象の「ルーム」がアップされていた+回線の改善もあったので視聴してみたら母と子の絆を描いた本当に素晴らしい作品でした。

 

●出演者について/母:ブリーラーソン、男の子

僕はmarvel作品が大好きでアベンジャーズとか、関連する作品。

アベンジャーズの始まりの作品アイアンマンから、”地球の危機だョ全員集合!!”みたいな感じでそれまでのヒーローが一堂に会し敵に立ち向かう「アベンジャーズ〜エンドゲーム〜」まで、2〜3回は観てると思います。

 

そのアベンジャーズの最初のシリーズ中、

”最強”の一人、

(*最も強いの中の一人ってのも変な書き方ですが。。。)

「キャプテンマーベル」を演じているのがルームの劇中、母親を演じている、

ブリー・ラーソン(Brie larson)というアメリカの女優さんです。

下のキャプテン・マーベル以外にも、問題を抱えるティーンエイジャーの為のグループホームでケアマネージャーとして働く女性の奮闘を描いた「Short Term12」

とにかく撃ちまくる、アクションコメディの「リーファイヤー

1980年台アメリカの司法制度の不備と黒人への差別意識を描いた「黒い司法」など、

コメディからシリアス、ヒューマンドラマと幅広い、確かな演技力をもった女優です。

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シンガーソングライターの一面も!

チャーミングな魅力はルームでも変わらず、一人の女性として、母として、

間違いない演技を見せてくれます。

そして、母と子、その子供を演じているのが「ジェイコブ・トレンブレイ」、

というカナダの役者さんです。

 

今回紹介している「ルーム」で演じたジャック・ニューサムと言う5歳の少年を演じ絶賛され、その後も「ワンダー〜君は太陽〜」、トリーチャーコリンズ症候群の少年の成長と家族の愛の物語でこれも良作でした。(ジュリア・ロバーツオーウェン・ウィルソンが共演)

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劇中のブリー・ラーソンジェイコブ・トレンブレイ

この「ルーム」に関しては「ずっと観ようと思ってたけど駄作だったらどうしよ…。」

と思っていましたが冒頭の10分、この段階で既に、

「これ、面白いやつやん」って感じました。

良い映画、面白い映画って洋画も邦画も始まりから10分で何となく雰囲気ありますよね。

”良作の覇気”

それを本作でも早い段階で感じました。

ルームとは別に個人的に面白かった、良かった映画は「The Lighthouse」。

「TENET テネット」のロバート・パティンソンがもの凄い怪演だった・・・。

 

その冒頭のシーンとは、、、。

  • 狭い部屋の中に母と子、二人だけ。
  • 窓は空しか見えない天井のみ。
  • 明らかに幽閉されてる。
  • ジャック(子供)の台詞から”ずっと外に出てない”と分かる。

こんなシチュエーションで始まり劇中のやり取りで、二人が仲良し親子だと分かるのが前半。色々な事が起こって部屋の”外”に出る、出てからが後半。

 

前半はなんて言うか、もう、スリラー映画でしたね。

ジョディ・フォスターパニック・ルーム思い出しました。

 

後半も「外に出れた!やったー、外の世界って楽しい、美味しい!わーーー!」

っていう事は全く無く、ただただリアルな世界の冷たさと被害者の心情にフォーカスし、

まるでドキュメンタリーフィルムを観ているかの様な印象を受けました。

 

それは母を演じたブリー・ラーソンの演技力。そして、本作を撮ったエニー・エイブラハムソン監督の手腕によるものなんでしょうね。

主人公のジャックが劇中、後半でようやく母親以外に心を開いた時の台詞、

「バァバ、大好き」→「私もよ、ジャック。」

このシーンが僕の中では一番記憶に残っている、ほろっときたシーンです。

 

それまでのジャック(子供)は母親以外に全く心を開かず、

話しかけられても母を通して伝えてもらったり、無視したり、反応しなかったり。

でも、部屋から出た後母親の実家で祖母とその再婚相手の祖父、そして犬と毎日一緒に過ごす事で徐々に心を開いていく。

 

子役のジェイコブ・トレンブレイ、僕なんかに言われても嬉しくないと思いますけど、

もの凄く良い演技してますねー、どのシーンを思い返しても!

 

子役で今も一線で活躍している役者というとバットマンビギンズ、プレステージの「クリスチャン・ベール」みたいに何十年か経つともの凄い役者さんになるのか、

ja.wikipedia.org

はたまた”ホームアローン”で燃え尽きたマコーレー・カルキン化するのか、、、。

今後の彼の出演作も機会があれば観てみようと思います。

www.cinematoday.jp

 

以上、最近観た映画の中で心に残ってるヒューマンドラマの良作、

「ROOM」のレビューを書いてみました。

 

次回は、

マトリックスレザレクションって必要だったのか!?ウォシャウスキー兄弟が姉妹になってから彼ら(彼女たち)の中で撮りたい何かが変わったのか!?」

を書いてみようと思い(あくまで予定)ます!(予定は未定)

 

それではまた