アンディ・ウィアーとイシグロさん
皆さんこんにちは。
ドアの取手にぶつけた右腕中央部が痛くて仕方ない。Shimnです。
日常で”やっちまったなあ”と思うことってありますよね。
僕の直近の”やっちまった”はビル・ゲイツのオススメ本の中にあった本を、
2冊同時に買ってしまいました。今日です、2月5日。
仕事上がりの帰りがけにフラッと立ち寄った書店で何気なく本見ながら歩いてたんですよね。
本当にフラッと。
ああ、早く東京リベンジャーズの最新刊出ないかな〜とか思いながら。
そしたら他の本屋さんには置いてなかったので、Amazonでポチろうかと思っていた一冊目、
アンディ・ウィアーの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
このタイトルに使われている”ヘイルメアリー”という言葉ですが、何か引っ掛かり調べたら、
[Hail Mary]で直訳したら、「聖母マリアが降ってくる」って意味になるらしく、
”神頼み”という局面を表してる、そんな表現の様です。
更に別の意味・使い方もある様で、その使われる場面というのはアメフトの試合中、
ゲーム終盤で苦戦を強いられているチームが、
最後の賭けとして得点を狙うために投げるロングパスのこと。
だ、そうです。
出たばかりの本なのであまり内容には触れませんが、作品の事を知っている人は、
「だからヘイルメアリーね!」ってなるのではないでしょうか。
アンディ・ウィアーの作品に興味を持ったのはマット・デイモン主演、
”オデッセイ”→=『(原題)The Martian』→「(原作)火星の人」。
アクシデントで火星に取り残された一人の男の奮闘を描いたSF映画。
一行で書くとコメディみたいな感じしますが中身は後半に向かうにつれシリアス。
ラスト近くでは「目の前にワイパーが欲しい!!」って感じで号泣しました。
アンディ・ウィアーを一躍有名にした作品で(そう思ってる)短いけど圧倒的な作品力、
「The Egg」も良かったです。ので、ネットで、
「アンディ・ウィアー The egg」とかで検索したらすぐにヒットすると思うのでぜひ!
そして、「ひょっとしたら置いてあるかも…。」と、海外作家のブースを見ていたらやはり、
ありました、見つけてしまいました。
カズオ・イシグロさんの『クララとお日さま』。
プロジェクト・ヘイル・メアリーの世界にどっぷり浸ろうかと思い、また次回・・・。
と思ったら、本の帯に寄稿されていたのが、”誰も知らない”、”万引き家族”など、
泣きそうな位辛い現実を、どこか優しく見せてくれる、そんな素敵映画監督の是枝さんが、「イシグロ。AIロボット。少女。境界を越えた心の交流。読まずにいられる訳が無い。」
こんな事書かれたら読まずには、手に取らずにはいられませんでした。
(「そして父になる」はまだ見てないけど良さそうな映画だなあ…。)
「誰も知らない」は辛すぎた。
「万引き家族」は観終わった後ぼんやり、色々と考えた。
「クララとお日さま」は読了後、何を与えてくれるのか。
そんな事を考えつつ帯の他は何も読まず、見ずに買って帰りました。
2冊同時進行は久しぶりですがどちらも違う感動を与えてくれる物語の予感がするので、
読み進めてみて、僕なりのレビューをお届けできたらと考えてます!